防災・災害対応
大規模災害発生時に大切なペットと一緒に避難ができるよう、もしペットと離れてしまってもすぐに見つかるよう、世田谷区獣医師会は東京都獣医師会と一員として、世田谷区とともに災害・防災対策の活動をしています。
ペットの同行避難訓練では、避難所の一部にブルーシートでケージを置き、ペットを安全な場所に避難させる訓練などをおこなっています。
具体的な活動内容
・同行避難訓練および動物の救護活動
・被災動物の応急手当、感染症予防などの保健衛生指導
・救護活動円滑化に向けたマイクロチップ装着推進
・被災地域の現地調査、活動報告
ペットの防災 ~同行避難するために~
同行避難とは、災害発生時に飼い主が飼育しているペットを同行し、避難所まで安全に避難することをいいます。(避難所で一緒に居住、生活することではありません。避難後はそれぞれの避難所のルールに従ってください。)
防災用品の備蓄
ペットのためのそなえは飼い主の責任です。3~5日分を目安に、ペットの防災用品を備蓄しておきましょう。
・防災用品(チェックリストとしてご活用ください)
健康管理
同行避難した先では多くの動物が集まります。ペットの健康を守るためにも日頃からの健康管理が必要です。狂犬病予防注射(犬)や混合ワクチン接種、ノミなどの外部寄生虫の駆除を行ないましょう。
防災・災害対応の活動報告
2016年10月1日(日) 桜木中学校 防災訓練
世田谷区立桜木中学校避難所運営委員会主催の防災訓練にて地域担当の新井先生と田部支部長で「災害時にペットの命を守るためには」というテーマで講演をおこないました。
校長、桜町会、PTAのみなさまがとても熱心な地域でペットの避難スペースも整っており、今回の訓練をモデルケースとしてこのような防災訓練を各避難所でもどんどん進めて行きたいと実感しました。